国家予算案（チームB）
- コンセプト：持続可能な社会
- 日本は現在、（1）増え続ける国債残高による財政危機、（2）利払い費の増加に伴う財政硬直化、（3）年金受給世代と若年世代、そして将来世代との世代間格差という3つの大きな問題を抱えている。この問題を解決するためには、国債の大量発行を抑え、新たな社会保障体制の構築と成長戦略の実施が必要である。それにより、日本を持続可能な社会に切り替えることを目指す。
- 予算総額
-
74兆8000億円
- 予算トピック
-
長生き金の創設（27兆円）
70歳以上の高齢者を対象に、「長生き金」として一律8万円を給付する。従来の年金制度は廃止。現在までに積み立てた年金については、納付額に応じて今後20年かけて返還する。
-
海外戦略省の設置（2兆円）
各省庁の国際活動を担当する部局、JICA、JETRO等を統合し、戦略的に事業展開を行う。特に日本が高い技術力を有する分野や、メジャーと呼ばれるグローバル企業による寡占化が進む分野の産業において、国際シェアを獲得していく。
Ex）水メジャー国際競争支援、海外農地の獲得、高度環境技術の海外展開、コンテンツ産業の展開支援 -
消費税の増税（5%⇒18%）
うち、11%分を長生き金目的税化し、新設する長生き金特別会計に繰り入れる。
